現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

いちいち測らない

さて、カウンターや笠木
下地から何ミリ出てるか、いちいち測るのを見てるとイライラしてしまう(笑)
こっちは20ミリ、そっち22ミリだからこっちに2ミリ寄せるとかね
背骨があれば一発!
でもキッチン前の対面カウンター為、背骨無し

また今回600ミリ内々に3本ある化粧柱にカウンターを差す納まり
位置出しはシビアに正面からドン!と差し入れる必要がある

そこでこんな感じ

左のが化粧柱でその面うちピッタリにカウンターを差したい
その為、下地から23ミリ出に野縁を添えてある
突き付けはもう一叩き必要な感じ(笑)
反対側も下地から23ミリ出に野縁を添えて

こうする事でいちいち測らずカウンター出が決まる

また画像のようには一方向だけからのクランプの場合、いくら正対させても右側へ動きたがる
野縁があればそれも抑えてくれる
ちなみに横からの野縁は下地の垂直を維持する為に

カウンターも付いたし、いよいよというかやっと終わりが見えてきた!