現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

自分仕事リフォーム DAY5

リフォーム5日目

朝一から脱衣所の床張り。
中のコーキングの硬化加減が気になるので衝撃に注意する。
敷居のアングルピースにフロアを差し込むがスカスカ。
このままビスを揉むとアングルピースが波打ちそう。
そこでキッチンパネル用の両面テープをフロア裏に貼り付け、片方は剥かないで差し込む。
ジャストフイット!

床が終われば壁を。
仕上がり壁面から5寸逃げでレーザーでタチを出し墨打ち。
少しでも脱衣所を広くする為、間柱ではなく1.5角を尺間で起こす。
窓枠を借り入れし窓枠と下地の隙間ゼロで作る。

そしてアウトセット片引き戸入り口枠。
上吊りの為、水平垂直は絶対。
まずは入口となる3尺に三方に枠を廻す。
外側6尺枠の裏となる柱と増設した間柱にタモの7分角を廻し脳天ビス止め。
そしてこの7分溝を付いた縦勝ち外枠をそこに入れ込む。
ボードで隠れる所から水平と斜めにビス打ち

これらは脳天止め回避と枠がブレない為の手段。
上吊りレールを付け建具の戸当たりを構う。
タモ材は硬く、思うようにはいかない。

すべてのボードを張る。
外枠は挟むようにしより枠ブレに対応させる。

洗濯機と洗面化粧台周りに蛇口下になる床から1200ミリでキッチンパネルも張る。
この部分は巾木レスにしコーキングで納める。
脱衣所の巾木、廻し縁は親方の在庫品。
在庫品と言っても新築の時に多めに自加工しておいたタモ材。
ちなみに加工は自分だった。

木工事の終わりが見えてきた3時前、塗装屋さん登場!
少し待ってもらい慌てて室内を片付ける。
タモ材をクリアー塗装。

残材、道具を車に乗せ現場を片付ける。
塗装屋さんが帰りお客様と談笑していた6時過ぎ、クロス屋さんの若い衆登場!
どうしてもパテ作業は今日中にとお願いした。
塗装の表面は乾いているが養生して避けてもらう。
しばらくしてクロス屋さん親方も登場!
夜食のパンを置いて現場を後にする。

8時半過ぎ、クロス屋さんからパテ作業終了メール。
パンをかじってる写真付き(笑)
残業ありがとうございますorz

いよいよ完成が見えてきた!


今日の現場調査
インパクト、丸のこと続き3回目となる今回のテーマは
「コンプレッサー」
これも現代大工なら必需品。

親方元にいた時は所有していなかった。
最初に自分の物としたのはその親方のお古MAX AK-615。
そして直ぐに知り合いから譲ってもらった日立EC1430Hに。
でも色が…。
ピンクというか紫というかヤンキー色で全く気に入らなかった。

そして数年前に出たばかりの日立EC1445Hを購入。
当時、常圧ホース付きで13万だったかな?

でも日立産機のPA2000が気になって仕方がない。
先輩が本家で購入したが、見るたびにその軽さに惹かれる。
リフォームが多い自分にとってはその軽さとコンパクトさは助けになるはず。

「コンプレッサー」
今は何を使ってますか?

そうそう、この前の建前に来てくれたベテラン大工2名は未だに寸胴の日立PA1500を現役で使っている。
常圧は長持ちするらしい。