今日、ボード入隅にビスを打っていた時に思い出した話を
かなり前、親方現場でクロス屋さんが下地を作っていた時、クッソークッソーと
訳を聞くと、言いにくそうに入隅のビス頭が半分ボードに被ってパテをしにくい
たまにそのビス頭が出っ張っているヤツは本当に困る
そのままではクロスが入隅にキチッと納まらないし、ドライバで揉むにしろ後からのボードに傷が付く
結局そこにまたパテ作業
結構ストレスな存在と
確かに…
以来ボードビスの位置を気にするように
今回、入隅に関しては先のボードを柱芯まで張ってから次の入隅なので、上記のような事はまずない
しかしボード上に枠がくる時は同じ様な状態
もちろん巾木、廻縁も
今回はないが、忘れて気味になるケーシング
これらにもビス頭が中途半端に被らない位置を意識する
しかしもう一つの大きな懸念は枠ビスとフィニッシュ&ピンとの関係
枠ビスを揉んでいたら、枠が持ち上がってくる
気持ち良く廻縁をピンで打っていたら下のボードビスとゴチンコ!
時に仕上げ材に致命傷を与えてしまう
最悪、エア工具は修理行き
まぁ住宅建築にとってこれは恒例行事
合板や野地、フロア打つにも常につきまとう
床合板で座金にガン!
しかし避けられるものは避けるべき
今回の巾木は2段スライド式
床から30ミリなら確実に当たらない
廻縁は35ミリ物
ピンを避けつつ全てを隠すにはシビアな寸法
天井から45ミリに打ち、完全に見える形をとる
枠は墨にて半被りは避け、枠ビスは現物で把握し当たりそうならボードビスを抜く
ボードビスはピッチ、潜り加減は気にするが、位置も大切かと