現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

自分仕事リフォーム DAY2

リフォーム2日目。

タイル風呂周辺の損傷によってもう一日先輩にお願いしようと思っていた。
でもパーチクルボードの状態に反して土台や柱には大きな損傷は無かった。
パーチクルボードとは何ぞや?
それでもカビ臭は気になるので、昨夜のうちにお客様が除カビ剤を散布してくれていた。

躯体補修が要らないので今日から大工は一人。
朝から水道屋さんと電気屋さんが作業。
左官さんも土間コンの準備。
そして自分はDK天井張りを。
既存の天井はジプトーン。
増し張りも考えていたが電気配線の為、すべて撤去。
下地そのままに9.5ボード張り。
シングル張りの為、WF3Hが使える。
しかし電気屋さんから水道屋さん、そして左官さんがいる。
そちらの作業優先で皆さんの手元になる。
ボード張りはあくまでも間仕事。

逃げ配管を終えた水道屋さんが10時に
すべての配線を終えた電気屋さんが11時に
土間コンを打ち終えた左官さんが12時に引き上げた。
実は左官さんはもっと早い時間に打ち終えたていたが、同じように手元になって現場を回してくれた。
本当に助かります。

12時半頃天井張り完了。
昼飯を取り12時55分のアラームで仕事再開。

壁面キッチンのサッシ窓枠入れ。
既設は奥行が足りなくなるので撤去してある。
新規窓枠はタモで日曜日に親方作業場で加工。
キッチン裏となる壁に合板を張り、そしてその上からボード。

これら3×6板は産廃コンテナの上に間柱を渡して乗せて切っている。
産廃コンテナが置いてある駐車場と敷地には60センチほどの段差がありちょうど良い高さ。
そして切粉は下に落ち、切り端はそのまま捨てられる。
3×8キッチンパネルも可能で最高の作業台。

既設の換気扇は30センチのプロペラファンで新規はシロッコファン
既設30センチフード内に150シロッコファンのフードが付けられるアルミパネルがある。
合板とボード、そしてキッチンパネル施工後コア抜きしそのパネルを外部から既設フード内外壁ラインで合わせる。
つまり外部の雨仕舞いは変わらない。

脱衣所の新しい入口下地を入れ、現場を片付ける。
午後3時過ぎからフロア増し張り。
何を張るか迷ったが、すでに他社でリフォームを終えている隣のリビングと玄関に合わせて1×6に。
まずは既設床の脳天から根太へ釘打ち。
抑えを求めてN50で。
勝手口ドアに自加工タモ見切りを打ち張り始める。
既設巾木は先行施工のアガチス。
最終的に見える部分は知れているので突き付けで納める。
その突き付けは4分長く切って5分下がりでヒカるやり方。
粘ったが二つある床下収納庫手前の半分弱を張り終え今日の作業は終了。

明日は雨予報。
でも夜までもつかもしれない。
最高の作業台が使える事を願う。

今日の現場談義
「作業台」
リフォームでの作業スペース確保は難題。
いつもは車載出来るようにしたバッテンコンパネ台を使っている。
折り畳み作業台も持っているが、それなりに嵩張る。

本家の伸縮切り台は気になっているがまだ作っていない
ちなみにこれ
http://d.hatena.ne.jp/toshikane/20120413/1334265553
どなたか作りましたか?

皆さんはどんな作業台を使ってますか?