現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

拒絶と悦

さて、今日から二階
のつもりだったけど昨日外を塗りに来た塗装屋さんが出来れば月曜日には中を塗りたいとの事でまずは階段廻りの塗る所を終わらせつつ二階へお引越し
一階の内部は珍しくまあまあ塗る所があるようで

そして二階を
なかなか納まりが決まらず手付かずだった納戸の窓枠入れたり断熱入れたり壁下地入れたりと
ここで俺の小ネタを
内装枠止め金物、通称らく枠
なかなか始末が悪いよね(笑)

そこで今回からコレに入れている

いい感じに納まる
底にスポンジ張って安定感を

そのまま窓枠に載せれば らく枠らく枠できる(笑)

ただ蓋がないので持ち歩くには始末が悪い
そこでこんな感じに

とりあえずOKでしょ(笑)

それでも10時の一服後にはボードを張り始められるはずだった
しかし中々準備が整わない
不必要に一階を綺麗に片付けたり、道具の引越しに時間を掛けたりと完全に体と気持ちがボード張りを拒絶している(苦笑)

結局ボード張りを始めたのは午後一
しかもスヌーズ二回スルーした13時20分頃から(笑)
朝から張って入れば50枚は余裕のつもりだった
でもこの時間からだしやる気もないしで数を追うのは諦めた
腰の調子もイマイチだし懸命な判断(笑)

でも流れは普段通りに
ボードは真ん中の部屋に全て置き各部屋には撒かない

天井高は2400ジャスト
ボードは2420なのでここで2392.5でカット
生で使うならそのまま現地へ
カットするなら隣の部屋の2階用3×10尺作業台へ

確かに運ぶ手間は確実にある
でも毎回同じ環境で同じ姿勢でカットするメリットは多い

ちなみ窓上窓下窓横は事前にカットし配り終えてある
エルアングル仕事と幅詰め仕事と完全に分離させる事で流れを作る

その幅詰めはワリピタにて瞬時にセットアップ

微調整なんて言葉は知らない(笑)

ワリピタにてカットするので落とし側幅は常に同じ

52.5ミリと65ミリ
柱は105なので52.5はスターターにも使えるし揃えれば105になり柱型に
52.5と65を矩合わせで出隅
52.5と65で片面ボードの柱型
65と65で両面ボードの柱型
とにかく落とし側が全て同寸だと思う管理も楽だし使い道も多い
ワリピタの利点はここにもある


天井までのボードを振り回して持ってくる訳だから張る場所の準備は怠らない
ボードリフターはもちろん専用脚立も確実に邪魔にならない位置に
でもすぐに手の届く位置に

モクバ印 モクバ印 ボードテコ D36

モクバ印 モクバ印 ボードテコ D36


廻し縁レスなのでボードリフターに載せて天井へ


天井付きが酷い時は潔く構うべし

基本目の高さの真ん中間柱から下がって止めていく

当然ボードリフターが邪魔になるのでお次の場所へ
ボードリフターも脚立も丸ノコも触ったら必ず次の使命を与えるのが走る為に必要なこと
常に先を読んでこそ

天井や入隅は必ず下地と接しているか?確認してから打つべし

せっかく気持ちよく突き付けが決まっても浮いてたらパンクを呼ぶ
下地が良いからこそ突き付けが良い訳で
だからこそ最後のボードも綺麗に納めたいじゃん(笑)

ちなみに天井直下ラインの下地は柱→間柱間にキチキチに入れている

ボード四方に下地が入っている方がいいのは当たり前だけど、天井下地ににぶら下げた下地だとビス打ち機の勢いに負ける事があるかと
かといって手打ちビスじゃ流れが止まる
ボード張りのスピードは下地からすでに決まっているさ(笑)

で、結局暗くなる前の5時半過ぎまでに33枚張ってしまった(苦笑)

ボード張りが好きなのか?嫌いなのか?分からなくなってきた(苦笑)