現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

どうしてもやりたくなっちゃった pq

さて、巷を騒がしている平行定規の微調整治具

いろいろと考えていたが、かたさんのを見て脱帽!
Zクサビの発案者として、やられた感もあり(笑)
でもイイものはイイ訳で
これはイケると思い、早速パクりんぼ

本家こと利兼さんは、金物屋さんらしく金物でのアプローチ
かたさんは、出来る大工さんらしく木製
ミゾキリのハンドルも木製だし(笑)
こちらはやっつけ大工らしく…樹脂で
まぁ、適当な堅木がなく、たまたまシステムバスルームの入口に使った樹脂窓枠のキレが目の前に
実用性はともかく、とにかく作りたくなっちゃったので(笑)


トリマにてアリ桟加工を


珍しく一発でうまくいった!


調整システムはLプレートと鬼目ナットでぶち込んでのM4ボルト50ミリ
0.7ピッチで微調整もしやすい

が、しかしLプレートが短い(笑)要交換
それにプレートをナットで挟んだ方が良さそう
Lプレートを差し込んであるが、もう少し強固に止めブレをなくしたい


最小が88ミリ

最大が92ミリ
微調整としても、前後2ミリずつは少し足りない気がする
ボルトをもう少し長くするか?勾配をつけるか?


小穴か丸ノコにつけて試したかったが、今日は時間切れ

とにかく大きな可能性があるのは間違いない
使っていくうちに改良していけると思う
なにより、発案者のかたさん、そして共感してくれた多くの大工さんが熟成してくれるかと
そしたらまたパクりんぼ(笑)

久々プチクイズ
上記の作業中、ちょっとしたアクシデントが
さて、どんな事が起きたでしょうか?

追記
ちょいと書き忘れ
この治具の最大の強みは、その名の通り微調整にある
微調整ボルトはおよそ40ミリの伸縮で4ミリの微調整量
つまりは10対1の比率
溝を0.5ミリ動かしたい時、微調整ボルトは5ミリ動かす事に
まさに微調整が容易に可能
とことん突き詰めて使えるようにしたい