現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

されど石膏ボード

さて、石膏ボードと言ったらタイガー!
そう吉野石膏が現場を支配している(笑)
この記事を書くに当たってググったらシェア8割ほどだそうで
これまでの仕事のほとんどが吉野石膏だった
しかし前回からお世話になっている工務店さんは残り2割シェアのチヨダ
正直、まともには初めて使った

しょせん石膏ボード、大して変わらないと思っていたら微妙に違う
まずは色が違う気がする
吉野の方が少し明るいのかな?
そんな気がするだけかも(笑)

でも、紙巻き側木端のテーパー角度は明らかに違う
チヨダの方がかなりキツイ
12.5ミリ厚を付き合わせて裏から見ると3ミリほど空いている
この形状だと内々では入りやすいが、傷めやすくもある
最後の最後の一入りでシワっとなる事も

しかしこのキツめテーパー紙巻き側をあえて入隅にもっていき、ジョイント側を切り口にする手もあるかと
すればテーパーの特性が活かせる
基本、ジョイントへはクロス屋さんがテープを貼るし

そして、キツめに納めた時に割れやすい気がする
紙がシワになるタイミングも微妙に早い気も
運び屋さんの質もあるが、二現場とも加工時に既に割れている数が多かった

また、集じんしていると粉が重い気もする
重いのはあくまでも表現で、実際には分からないが吉野より吸い込みが悪い気がする
「気がする」「気もする」だらけで申し訳ないが、先の現場で応援にきてくれたS君も同意見だった
慣れれば感じなくなる「微妙な違和感」なのかもしれないが(笑)