現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

A.GJQ-00

さて、今更ですが先日の答え
天井ボード受けでした

12.5ボードの場合、ど真ん中を片手で持ち上げてもジョイント部は合わせられる
でも、9.5ボードは両端が垂れてそのままだとジョイントが合わせられない
そこで外周部は胴縁を流して受けるが、中間部はトンボなりプッシュポールの出番
でも、下に何かあればトンボは飼い辛い
そこで治具の出番

羽出し部分を小さくすると割れる
かと言って大きくすると差し込み辛い
2寸くらいがベストかと
また、テーパーにすることで最後にギュッと効く感じになる
ビスにワッシャーを飼いする事で複数回安定して使える

横を向かせればジョイント部のビスも打てる

さて、このジョイント部の下地どうしてる?
ジョイント上に吊り木を流し木っ端を入れたり
吊り木無視で木っ端だけ入れたりといろいろとあると思う
でも野縁の寸法は常に同寸ではないので、パンクを誘発する
またボード際にビスを打つのもあまりよろしくない
以前クロス屋さんとこのジョイントの研究をした結果、木っ端無しのボンド合わせがベストとの結論に
そこで自分に施工の選択権がある場合、そうしている
実際、パンクはしないしキワにビスを打たないのでジョイント合わせは均一になり目違いも出ない
ボンドがはみ出したらウェットティッシュで拭き拭き
ただ、手抜きと思われる可能性あり(笑)