現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

とりあえず終わった

2日間の出張から戻り、自分の現場に。
残すは脱衣所壁に張るキッチンパネルとそこの廻縁のみ。

しかし目覚めてから体調がすこぶる悪い。
なんとか現場に着き支度をするが、仕事にはならなさそう。
お客様と外壁屋さんに挨拶をした後、風通しの良い2階で横になる。
元請けさんが来た9時半頃までウトウトとしていた。
最終的な打ち合わせをし、デミダス飲んで気合を入れる。

アルミモールに手を焼きながら残りのパネルを張っていく。
体調が戻ったつもりだったが、やはりいつもの感じは出ない。
今日一日でパネルと引き上げをやるつもりだったが、諦め昼ものんびり横に。
午後ものらりくらりと作業。
過酷な外の外壁屋さんに申し訳なく思う。

それでもなんとか、とりあえずの木工事は完了。
でも建具や下駄箱は付けない。

この現場には監督はいない。
この後の段取りも、養生引き上げも、補修も、手間請け大工である自分が行う。
実質、監督業も兼ねている形かも。
そこも含めての依頼だと認識しているので不満はない。
元請けさんには、汗はかかせないつもり。
でも、別口で監督手間なんてのも頂けたら幸せなんだけど(笑)

建具や下駄箱はクロスが貼り終わってからに。
道具にダスター吹いてからまとめて終了!
たいして働いていない一日。
常用なら無理な内容。
引き上げと片付けは月曜日に。
とりあえず明日はのんびりして元気にならないと。

今日の現場談議
「わかっちゃいたけど」
今日はローテンションで作業。
こんな日は現場で何かが起きる。

キッチンパネル用の両面テープはバームクーヘンを焼いてるみたいな形でまとめて梱包されていて、中は個別にビニール包装されている。
使う時に外の梱包を必要分だけ剥き、両面テープを取り出してから包装をとけばよいのに、横着した。

上だけ開封してビニール包装のど真ん中に爪を立て叩くようにしで破く。
そしてそこをきっかけに両面テープを取り出す。
そこそこ叩く力が必要で悪い予感もしたが、今日はとにかくやることなすこといちいち面倒臭い。

でも悪い予感通りビニール包装が破けない時が。
それでもなんとかなると思いより強い力で!
でもやっぱり破けない。
爪は捲れ気味になり突き指。

もう自分の馬鹿さ加減に笑うしかない(笑)
風呂に入って頭を洗おうとしたら、かなり痛い。
今はスマフォでもちと痛い。
とりあえず反省はしている。

わかっちゃいても馬鹿な作業やる時ってありませんか?
自分だけかな?