現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

床を張った

ユニフロア施工で注意している事が幾つかある。
まずは突き付け。
框を除き柱や間柱、差し込んだサッシとは接点を持たせない。
およそ3〜4ミリほど透かす。
特に環境が厳しい掃き出しサッシは忘れずに。

ジョイントはパッキンを噛ませ透かし張り。
今回は前回作ったおよそ0.5ミリのクリアファイルではなく、薄さで選んだおよそ0.3ミリのPPバンド。
5センチ程に切って先を折り1.5尺ピッチに差していく。

後輩の4ミリフロアタッカを7.5寸ピッチで打つ。
長さは合板を貫通しない38ミリ。
節や目の詰んだ所は避けて打ち、屈折を回避。
ボンドはウレタン少なめ。

ユニフロアではいろんな施工アプローチがある。
まさに人それぞれ。
突き付け有る無し、透かし有る無し、ボンド有る無し。
正直、どれが正解でどれが不正解か断言できない。
でもこれまでの経験から透かし有りは必要だと思う。
何度か、エライ目にあった現場を目の当たりにしてきた。
突き付け負荷でフロアが変形したらどうしようもない。
透かしが広くなったとのクレームなら、無垢の性としてある意味逃げられる。

とりあえず3日間で13坪張り、完全養生も。
でも肝心要の玄関框がまだ未入荷。
うるさい所から終わらせたいのに。
来週早々に窓枠、階段と一緒に入るらしいが…。

今日は腰にローション3度塗り(笑)