現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

応援の心得

さて、2週間ほど直営大工さんの所に応援へ

ただ応援といっても、こちらが空いている時に使ってもらうわけで、むしろ応援されているとも言えるかも(苦笑)

だからこそ、使って良かったと思ってもらわないとね

その応援で思い出す話がある

工務店の展示場を担当していた時
日曜祝日関係なく2ヶ月ほど無休で7時から20時頃まで必死に叩いていた

知り合いのベテラン大工さんが、どこかで話を聞いてか今空いているから忙しいならどう?と

もちろんこちらとしてもとてもありがたい話だったので、喜んできて頂いた

来ていただいて数日後
その日は2階の床張りを依頼
135幅の縁甲板で長さは事前にカット済み

ベテラン大工さんなので17時半には確実に上がってもらうべく17時頃に声掛けを
残り2列だったので「キリがついたら上がって下さい」と

20時近くに張ってもらった床を養生するつもりで2階に上がったら、張り終い一列が残されていた(苦笑)

こちらの状況は知っているはずなのに
マジ泣けた

詳細は書かなかったけど、このブログで弱音を吐いた記憶がある

それでも涙を拭き床張り養生して帰ったあの日

応援とはなんぞや?を
本気考えるようになった気がする