現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

俺の小ネタ 鉛筆編

さて、大工に欠かせない鉛筆
今は下仕事に関してはほぼボールペン使い
もちろん4色色分け

鉛筆は仕上げ材にしか使わないけれど、必須アイテムなのは間違いないよね
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ただ今回は俺はハイユニしか使わないとか、2Hしか使わないとか、削り方にこだわりがあるとかではなく、そのポジションとその先について

例えば耳元に刺す職人気質派
頭に巻いたタオルやヘルメットに刺すヘッド派
腰袋や腰ベルトに刺す正統派(笑)
胸ポッケや肩ポッケ派
とかいろいろあるかと
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ただどこに刺しても問題になるのはその芯先

文字通り芯先を先にさせば折れる可能性は高まる
刺した先を汚すことにもあるかと

逆にすれば足場に引っ掛けたり持ち手を傷つけたりもあるかと

すなわち、どこに刺すべきか?
そしてどう先を守るべきか?

それら多くの難問を解決するアイテムがこちら
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9ミリステンパイプ
これ自体は以前紹介したけど、今回はその使い方を
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鉛筆がすっぽり入るサイズ
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先を絞っており芯先を傷めない仕様に

これだけでも使えるには使える
ある程度長い時はこれでOK!

ただ鉛筆は短くなるもの
その長さは常に変化する
これに対応しなければ小ネタにはならないよね(笑)

例えばそれなりに短い場合は、市販のキャップや補助軸、更に伝説のけちんぼキャップをつければ対応できる
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キャップ類は穴に入らず縁にのる
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それでも許容範囲がある

そこでアソコにゴムを付ける
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これなら鉛筆の長さを選ばず対応できる
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あとはステンパイプをどこに装着するかご自由にどうぞ
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刺さるところなら刺せばいい
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落ち着かない所なら、両面テープやクリップで固定すればいい

腰袋だけでなく上着の胸ポッケや肩ポッケでも大丈夫
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工具バッグや車でもステンパイプさえ付ければ立派な鉛筆ホルダーの出来上がり
もちろん先を傷めない過保護仕様さ(笑)