現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

土台 小ネタ

さて、今日から新たな現場
旗地形状での袋小路
進入道路も狭く、苦労の予感…
足場と産廃コンテナ来たら、車2台駐車厳しいかも
自宅から近距離なのが唯一の救いかな

朝、現場に入る基礎に水が溜まっている
水深10センチはありそう
水抜き穴を探したけど見当たらない
ベテラン大工さんからもらったポンプがあるが、壊れてた(苦笑)
水も吸える掃除機もあるが 、気が遠くなりそう

監督さん連絡して水抜き穴の有無を問い合わせ
返事を待っている間に、今回の相棒、イケメンJ君登場!
秘密兵器を貸してくれた

てぃてぃてぃてぃてぃてぃ〜♪
バスポンプ!(のぶ代風)
浴槽の水を洗濯機にもっていくヤツ
聞くとカインズので千円もしなかったと
小さいから大丈夫?と思ったけど、これがなかなかな
思っていた以上に吸う吸う!
二台体制で排出中、監督さんから水抜き穴は入れたと言っているけど、開口していない時点で問題
基礎屋を向かわせると
再度探すとあったけど、数も場所も入れ方もダメ
それでもないよりマシ
でも、なんだかんだ言って水抜き作業で小一時間

基礎に土台墨を打つ前に糸を張る

基礎に抱かせた合板なり木の角っこをカッターでレの字にカットしておくと、中間点でピンピンしても暴れない
外れにくい気もしている

土台は山から持ったらそのままボルト穴をヒカる
そしてそのままボルト穴を開けるための山へ
この繰り返しで、いわゆる土台を撒く事はしない
そして新たに置いた山の一段ごとまとめてボルト穴開口
その繰り返し

正面が土台山
左の通り土間がボルト穴開け場

この手順のメリットとして
・基礎内は常にクリアでクリーン
・邪魔物がいないのでボルト穴ヒカりも移動も楽
・最初の土台山は長尺が一番下、ボルト穴を開けた段階では一番上にくるので、納める流れにあう
・お掃除も楽々

デメリットとしては
・待っての移動距離が長くなるので、大きい住宅だと辛い
・墨との関係が悪くボルト穴での微調整が必要な場合、難儀する

メリットが大きい!
とJ君も褒めてくれたので、お勧め!