現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

新たな現場スタート

新しい現場のスタート
初めてお世話になる工務店さん
不安もあるが期待も大きい
また、このブログへの画像アップも了承して頂き感謝しております

まずは基礎への大矩出し
親となる基礎ラインを選び、そこに土台外面墨の交点を出し、レーザの地墨点にする

反対側も出し糸を張り仮の親墨とする

ど真ん中に穴を開けたレーザ台とする合板を地墨上に止める

この時、まだ墨は打っていない
あくまでも仮で糸のみ
何処かで不都合が出た場合、矩をふったり芯をズラしたりする可能性がある
ダブった墨は見にくいし、間違えやすい
また自分のレーザは地墨補正が無い為の措置でもある


レーザを親通りに合わせる

地墨補正が無いので手前にもポイントする

レーザにて矩をふる
片側は3尺引っ込んでいるので、こんな感じに

もう一方は

両端を結び通りをだす
これで大矩が出た事に

間竿で墨を出し刻んだのなら、間竿で間を求めるのは当然
だがプレカットの場合、間竿で全長を求めるのはどうかと
実際、何度か問題のある現場を見ている
間竿を使うとどうしても伸び加減になる
つまり何処かの継手が空く事に
確かな巻尺にて全長を求め、プレカットの良さを引き出す

アンカーボルト&ホールダウンはなるべく垂直にし、後の仕事を楽にする
古い水道鉄管が最適だが、いつの間にか無くなったので、今回はステンパイプでグィーと

叩いて修正はNG

実はこの作業は昨日の日曜日に
今日は土台据え付けを
途中まではすこぶる順調だったが、最後の座彫り座金でかなりアタフタと
その詳細は明日に