現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

原寸

さて連日の階段ネタ、もう少しお付き合いを

今日は後輩君が先の物件の仕上げに
階段は施工途中なので、自分と一緒に書いた階段の原寸をご紹介

二階にも洗車台ベースの12×3尺の作業台を常設
3×8ボードに原寸を書く

わかりづれー(笑)
要は柱芯と外面、ボード上がりと側板の彫り深を間違えないように4色ボールペンで書く
ちなみに後輩君の字、4色ボールは自分の

側板の場合、蹴込み板前と柱芯を合わせる

すると自動的に反対側に加工墨が出ているって訳

側板の角度が変わっての合わせになる箇所もここで突き付けを構える
もちろん最終的には現場調整になるけど

段板の場合
特にリスクの高い3段周りの真ん中

これも同じ、正規の場所に置けば加工墨が出てるー

原寸というか現状図を出しておけば、側板の垂直使いも段板の水平使いも出来る
とにかくあれこれ悩まなくてもいい
リスクも下げられ小心者にはうってつけ
それでも間違えたけどね(笑)

しかし、あらためて原寸なしでやるJ君恐るべし!