現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

落とした側を & 逆・GJQ

さて、人生いろいろありますが、あえて通常営業で頑張ります!

今回、一階からロフトまで1坪で15段回り階段を二つ掛ける
すべて側板ありなので、先に壁のボードを張ることにした
後からボードなんて考えたくもない(笑)

ボードを柱芯から張り始めるが、皆さんスターターはどうしてます?
柱芯に墨をし合わせならが張る?
柱芯に何か当てを打ち張る?
出隅からスタートなら、柱半幅のボードを張ってからスタートもありかと

今回3.5角、105ミリ柱
入隅から張り始める場合、ボードは柱半幅分52.5ミリ落す事になる
次のボードは柱半幅52.5+ボード12.5ミリ=65ミリ落す
が、あえて落とし側の寸法で合わせる
つまりこういう事

丸ノコ並行定規に印をしておけば、一定幅になる
出隅ならこの二つで構成
入隅スタートでも、チップソー刃厚分(1〜1.5ミリ)程度の修正幅を持てる
そのチップソー刃厚がデメリットになる場面もあるが、メリットの方が多いかと
落す側の寸法を意識してみると、結構いいことあるかも(笑)

話は戻って、入隅でも出隅でもない所からのボード張り始め
今回スターター治具を作ってみた
大したものではないが、使えるには使えた

そこでボード張り始めスターター治具
どんな治具でしょうか?

答えは簡単、申し訳ないくらい単純な治具
クイズは呼び水で、本音は皆さんのスターターを知りたいなと(笑)