現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

床を張る 準備編の追加

さて、お待ちかね?(笑)張る編その二、の前に少し戻って準備編の追加を(笑)

床張りの時、履物を変える
踵のないEVA素材のスリッポン
靴下になって床に乗る為、脱ぎ履き性を重視

腰袋も変える
普段はそれこそカッターから鑿、釘〆や下穴錐、スケールに5寸差金
当然の如くビスも入っている
これらは床張りに必要ないし、逆に傷付ける要因
必要最低限の物しか持たない、玄能も腰には差さない
また座ると腰袋の底が床に着く大きさ
わざわざ使わない物を降ろすしてうんぬんより、小型の物に変えてスッキリと床張りに望む

もう一つ準備している物がある
日頃から作業台の横には、いわゆるキッチンストッカーと呼ばれるコロ付き3段ワゴンを置いて作業している
これはかなり便利で、あらゆる場面で使っている
ボードカットにもスライド作業台にも
床張りの場合、丸ノコ本体とハンディソー、丸ノコガイドやエルアングル、小鉋にペーパーなど必要な物を上から使用頻度順に置いている

このキッチンストッカーを分解、最下端一段だけに
これを床張のお供にしている
ちなみにカゴの大きさは30×45×5センチほど
ここにボンド、タッカのタマ、玄能、ウェットテイッシュボトル、ノーリツバールそしてフロアタッカ本体を載せている
コロ付きで足でもホースを引っ張っても良く言う事を聞いてくれる

なぜ?このワゴンを使うかというと
最大の目的はアプリパック入りボンドの管理
これほど厄介な物はない
そのままだと垂れ、床に置けば靴やらホースにつく
最悪は知らずに化粧面を汚す事
移動中に垂れる事も(笑)

そこでダンボールをV字に折ったヤツをボンド受けとし、ワゴンに下向き3寸勾配位で載せる
使ったら必ずここに戻す
これを守る事でボンドを管理でき、散乱を避けられる
コロ付きの為、常に必要な場所に寄せられる
タマがなくなればそこで補充
寄せたければノーリツバール&玄能
ボンドが余計な所についたらウェットティッシュ
もちろん本命フロアタッカ打ちと、ワゴン一つで作業効率が上がる
6畳程度の狭い部屋やローカだと邪魔になるが、通し間や大きな部屋なら使う価値がある

また長くなったので今日はここまで
明日こそ張る編その二をorz
おそらく、たぶん(笑)