現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

抜きたくないから

さて、今朝からベランダに手をつけていたら防水屋さんが来た
工程では来週のはず
お互いに工程表を確認し合い、来週来ますとご帰還

確か愛知から来てたはずだけど(苦笑)

サッシも来週
建前とスタートダッシュをビシッと決めるつもりで工程を詰めなくて良かった良かった

というわけで窓抜きも来週に
f:id:h168:20201218220913j:plain
開けちゃうと寒いし、外から見られるし、猫入っちゃうしで(笑)

面材張り後のチェック
f:id:h168:20201218221225j:plain
釘が出ているじゃないの(苦笑)
たぶん縦軸が邪魔だったんだろうね(笑)

ただ今回は足場が悪いが故に連射できず、更に建前後にのんびり撃ったので、我ながらなかなか優秀な成績
まともに撃ち損じ貫通させたのは数本
あとは角度が悪いところがチラホラあるくらい
f:id:h168:20201218221630j:plain
たぶん縦軸が邪魔だったんだろうね(笑)

貫通した釘はとにかく見た目が悪いし、お客様によっては気になられる方もいらっしゃる
雨漏りへの甘い誘惑でもあるかと

見ないフリをせず、潔く玄能や釘〆で戻し外に回ってNバールで抜きましょう!

ただ釘の出方によっては戻しにくい時もある
頭が少ししか出ていないと、直接玄能でやると間柱も傷つけてしまうこともある
釘〆だと満足に先が拾えず何度かやることになることも

そんな時は平バールの出番
f:id:h168:20201218221954j:plain
これは玄能で戻せるやけど、あえてですが(苦笑)

単純に平で釘を起こすのもアリだけど、こんなやり方もある
f:id:h168:20201218222059j:plain
これだと大概の釘は戻させられる
間柱をそう傷付かないし
f:id:h168:20201218222604j:plain

撃ち損じをしたら潔く抜く

それを決め事にし実践していけは、抜く事自体が無駄な作業で億劫になる
故に撃ち方から考えるようになる

結果として撃ち損じが減るのだよ