現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

大当たり!

釘打ち機で下の釘頭に当たった。
嫌な音と共に釘が詰まる。
愛機は日立NV50AF
だいぶ古いモデル。
ある御宅の新築中に「亡くなった兄弟が大工で良かったら使ってくれる」とお客様から頂いた物。
頂いてから10年近くになるが今も元気に働いてくれるタフな奴。

ピストンが顔を出して詰まっていればそのピストンを叩いて詰まった釘を取る。
でもピストンが顔を出していないと何かしらを発射口に入れ叩く事に。
今は専用品の5ミリを使っているが、その前は細身の釘〆や先端を潰した4寸か5寸釘で。
でも釘〆は深く入れるとノーズを壊す恐れがあり要注意。

今回はピストンではなく釘がノーズから30ミリほど出た状態での詰まり。
そこそこタチが悪い。
柔らかいNC釘は叩いても曲がるだけで戻らない。
こんな時は出ている釘を横からペンチで挟み、そのペンチごと叩くと外れる事が。
カプラーを外し本体をももに載せて作業。
貧乏系でしかも修理が出来ないので、なるべく壊さないように。

そういえば、蓋を開け左手でコンタクトアーム剥き空に向かって打つ荒技大工も。
ピストンが手前で詰まっている時は取れるらしい。

今日の一言
釘頭より宝くじに当りたい(笑)