現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

落下に御用心

ハイボールも吹き出す某兄弟子伝説にあやかって書いた記事。
でも朝からこんなネタもどうかと思って少し遅めに更新。

大工歴13年の中で二度落ちた事がある。
でもとりあえず生きている(笑)

最高峰は5m高の鉄骨造の小屋組を木造で組む仕事で。
鉄骨上に土台のように3.5角を回していた。
相方は両端を一緒に入れようとせず自分だけ気持ちよく先にいくせっかちベテラン大工さん。
呼吸が合わず自分がカケヤを叩こうとしたらそこに角材は無い。
空振った姿勢のまま角材とカケヤ共に落下。
下は鉄筋が上を向いてお待ちかね状態。

かなりヤバかったが、水平ブレースに辛うじてぶら下がり難を逃れた。
それでも相方のベテラン大工さんに反省はなし。
とりあえず作業は継続したが、肋骨数本逝っていた。

二度目は増築の外壁胴縁打ちの時。
4.5尺の脚立に渡した足場板から後ろ向きに落ちたらしい。
らしいと書いたのは、落ちた前後の記憶が全く無い。
気付いたら空を見上げていた。
何をきっかけにどうやって落ちたか未だ不明。

運悪く勝手口土間の角に頭を当てバックリと。
6針ほど縫っただけで大事には至らなかったが、一歩間違えれば…。

今日も一日安全第一で頑張りましょう!

今日の現場談議
「ヘルメット」
管理の厳しい現場では内部工事でもヘルメットは必須。
でも大工直営や甘い現場ではノーヘル。
やっぱりヘルメットは煩わしい。
視界も狭くなるし、これからの季節は暑さも気になる。
しかしヘルメットで助かる事もあるかもしれない。

今のヘルメットは親方元にいた時からの物。
自分の屋号を入れたヘルメットが欲しいが、ヘルメットもいろいろ種類があって選択に困る。
軽量と通気は重要。
その二つの要素を持ち合わせている自転車用のヘルメット被っていたら現場で浮くかな?(笑)