現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

日曜出勤!

本日は日曜日。

いつもより遅く家を出る。
でも世間はお休み、車が少なく現場に着いたのは平日と変わらなかった。
今の現場は遠い。
平日だと楽に一時間以上掛かる。
道中、高速のインターチェンジ脇を3つも通る。
なら乗れば!のツッコミはごもっともですが、経費削減が最大使命。

昨日の続きで透湿防水シートを貼っていく。
結局、10時頃まで掛かった。
昨日の夕方、一時間ぐらい残業すればなんとかなると思っていた判断の甘い昨日の自分にツッコミを入れる。
たぶん親子丼かカツ丼の隣の晩御飯に感謝。

続いて外壁胴縁といきたいが、土台水切りが無い。
そもそも外壁屋さんとまだ現場で打ち合わせが出来ていない。
今回の外壁はサイディング。
一階は横張り、二階は縦張り。
いつも以上に下地に気を使う。
通気を確保する為に縁が変わる所から上をエア胴縁の20厚でいこうか考えているが、まだ未定。
エア胴縁はそこそこいいお値段、でもさすがの小穴好きでも自加工は遠慮する。
だからと言って、ジョイント透かすだけでは役不足な気がする。
またどこから変えるのか意匠的な判断はお客様の意見が最重要。
未定だらけで触れない。

手間請けだから日当は結果論、気にする必要はないけど、早退はもったいない気がする。
面戸を入れようか考えたが、明日は雨。
前日に外部無垢材を扱う馬鹿はいない。

そうだ!やっぱり小穴を突こう!
でもエア胴縁作りではありませんよ。
天井下地です。
ローコスト住宅では天井下地はN75でバンバン作るらしいので、真似しようと思ってたがやっぱり抵抗感が。
いつも通り野縁に尺間で掘り受けを作る。
ここらで野縁と言ったら1×1.3寸、つまり30×40。
40ミリでボードジョイントは無理があるからいつも縦使いで3尺ピッチ部はダブルの60にする。
下地は必ず柱芯で入れてる。
芯入れだと電気器具やその後の対応も常に正確に反応できる。
何より下地が美しい!かな。

一部屋分の受けと釣りと同時に墨をし番手をふってから小穴突き。
今回は二階が表しなので数はしれている。
チャチャと床に小穴屑を巻き散らかして3時前にはすべての部屋の天井下地の受け材が完成。
そんでもって本日は終了!
やっぱり早退(笑)
帰りにリフォーム代金を集金して帰宅。
明日は雨。