現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

粘り腰

さて、今日から床張り
ん?床割りの墨って数日前に出してなかった?とお思いの方にご説明を
これまで床張りの墨は床張りの直前に出してきた
もちろんその為にせっせと片付けて

しかし今は出せるときに出す!作戦(笑)
つまり段取り的に現場が片付いた瞬間を狙って墨出し
結果としてなるべく物を動かさなくて済むようにとの狙い
歳を取るといろいろと億劫になるんでね(笑)
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今回は32坪入ってきた
それを4メートルから3640にする
つまり少なく見積もっても両端で400カット程度することになる
もちろんこのタイミングでチップソーを交換
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あえて厚切りをチョイス
同じ物を1日かけてずっと切る訳で、チップソーの永切れ具合が如実に分かる
ファーストコンタクトの良い物ほど切れ味が落ちた瞬間が分かる
100カットもすると新品感は完全になくなる
そのうち切り口が毛羽立つようになってくる
薄刃だとチップソーがブレて真っ直ぐ走ってない感も もれなくついてくる
つまりこの手の仕事では切れ味の落差が大きいチップソーは心理的に扱いにくい

なので切れ味の落差を感じにくいチップソーをチョイス
それが厚切りという訳でして

それでも今回はいつもより早めな100カットくらいで落ちてきた感が出てきた(苦笑)
もしかしてハズレ?と思いつつto Be Continued(笑)

そこから200、300とカットしていくと今度は切れ味が上がったような印象に
切れ味が復活することってありますよね?
もしかしてそう感じたことあるの自分だけかな?(苦笑)

今回はそこからの粘り腰で400カット無事に納得いくレベルで完了!
ちなみに6時間ほどこれやってました(苦笑)