さて、なんとか年内木完出来そうなところまでもってこれていた
でも積層カウンターのサイズ間違いや檜の造作材の加工が酷すぎたりして怪しい雰囲気に
造作加工に関してはこれまでいろいろとあったけど、一向に良くなる気配すらないのが悲しい
そこであえて紹介してやろうかと(笑)
大黒柱に刺さる無目鴨居と溝突き鴨居
凹凸で接ぐ形になっている
でもね…
9ミリのはずの凸は7ミリもない位
もちろん実は遊び放題
溝も不必要に深いし、接ぎ材として完全にアウト
さらに表を合わせると
空きはない
でも裏は
若干空く
つまり実の肩の深さも合っていない
床板ならいいけど鴨居となると死活問題
クランプすると負けてる側、つまり溝突き鴨居は上へ持ち上がる事になる
接ぐ作りとしてはアウト
たまに逆もあって下にお辞儀する事もあるし(笑)
こんなどうしようもない時は凸を取っ払って溝を突いてしまう
つまりはメスメスにしてしまう
そして雇い実で接ぐ
すれば硬さも思いのまま
今回もしょうがないからとこの加工をやろうとしたところに監督さん
節も多いし作り直す事に
そもそも鼻から雇い実前提で作れば加工は確実に楽になるはず
そして合わせの矩も確かなものになる
文句だけじゃなく、こうしませんか?と長らく言っているんだけどね(苦笑)