現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

ファーストコンタクト!

mayaさ〜ん
やっと来たよ!

「六兵衛のうす丸」

第一印象は…
思っていた以上の剛性感
振れ止めが効いているようで

とにかく薄い!
誰かさんの頭のように薄い!(笑)
名は体を表すとはこのこと

当て木はプレートとバーの当たる部分をシャクってある
剛性感はあるが反りが少し心配

薄さの有効性は本家オリジナルステン羽根で実証済み
本家ブロクファンなら持ってますよね?(笑)

そしてもう一つの肝、補助羽根
とにかくこの発想がすごい!
当て木と補助羽根の2点で支持するから安定感が半端ない

当て木の薄さを気にしなくてもいい
スタイロ上で全ての作業がこなせる

薄くないと木端をスタイロから外さないといけないからね

連続切りも思いのまま

でも、薄すぎで困ることも
先日まで張っていた杉の羽目板の本実

ここが正規の高さ
しかし、かかりが1ミリくらいだから、さすがのうす丸もズレる

乗っけてしまえば安定するが、若干だが矩に切れなくなる

実の作りはそれぞれだから、実付きに関しては板と同厚の当て木に分があると思う
たとえば六兵衛の補助羽根は脱着簡単だからステン羽根にスワップ

反則?(笑)
これはこれでいい感じ

少し気になったのは矩

引っ掛かるほどではないが、少し矩が甘かった

50センチで5厘ほど
ここはもう一つレベルアップをして欲しいよね

本日は少し試しただけのプレレビュー
それでもうす丸の可能性は十分に体感できた
でも、道具の評価は現場でバンバン使ってこそ
本レビューは近いうちに