現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

21より15

さて、キッチン袖壁の笠木

笠木の位置決め、動き抑制、精度向上を目指して背骨を入れる
今回は9ミリ合板を15ミリ幅
当然笠木裏は溝を突く

今回から小穴カッタの2台体制
新たに仕入れた一台は中古G15A

観察するとPG21BAと酷似している
詳細は本家さんにお任せorz(笑)

最大の違いは使用出来る刃幅ではなく刃口形状

もう左のPG21BAを使う気にならない
理由は造作丸のこと同じ

現場加工なら15ミリでもある程度の事は出来る
一瞬にしてレギュラー入れ替わり(笑)

背骨を入れると笠木は安定
サシガネで、出をうんぬんは要らない
当然、ヒカるのも楽
突き付け

バンドパッキンで癖を読む

笠木幅は4寸なので、当て木も4寸内で事を考える

しかし4寸しかないので昨日の1尺の矩センサーより精度は落ちる
またバンドパッキンが入らない微妙な場合もある
この場合、当て木4寸の所の隙間で考える
例えば6寸に飼って4寸の隙間を読む
バンドパッキンを使って何年も経つと、感覚だけでこの判断できる
経験がものを言う(笑)

出隅は木っ端で試し微調整

木っ端は短いが、背骨の存在で精度はある
手離しでも落ちないこの位がベスト

ニッチも入れて出来上がり!