現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

合理化の恩恵と…

さて、今回の物件は初めてのフルプレカット
垂木は当たり前だが、鼻隠しから破風、断熱材を貼り付けた野地合板もプレカット
マグサや窓台、そして間柱や筋交いもすべて
当分の間、ほぼ丸のこが必要無い現場
合理化もここまで来たか!と

いろいろと思うところはあるが、驚きと共にその恩恵も確実に受けているのも事実
構造施工は徹底に合理化し、内装仕上げにより手間を掛ける
元請けさんの明確な意向
その構造施工である意味貯金を作っておかないと、後で困りそう
しかし、なかなか頭を切り替えられない

今朝は自分より早く板金屋さんがルーフィングを
話をすると今日中に二階も下屋もカラーベストを噴き終わり、尚且つ次の現場のルーフィングまでが予定らしい
一服&昼無しで下屋をなんとか納めて、板金屋さんにギリギリでバトンタッチ
1.5×3.5寸の奥桁は勾配に落として止めていたが、他では矩のままだと
なんなら柱へは込み栓打つつもりだったが、Xポイントビス2本打ちのみ
合理化と仕事の質のバランス取りは難しい
段取りもしっかり決まっており、自分が遅くなると元請けさんだけでなく、他の業者さんにも迷惑が掛かる
まだまだ精進も経験も足りなかったと再認識
しばらく休み無しなので体力的には厳しいが、今は頑張りどころで踏ん張りどころ
まずは体力、早く寝て明日に備えないと!