現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

春の訪れ

三寒四温とはよく言ったものでまさにそんな時期。
少しずつだが暖かい春の訪れを感じている。
今の現場のでも梅の花が咲き始めている。

しかしある症状の方にとっては、やっかいな季節。
そう!杉花粉症。
身内を含めて自分の周りにはたくさんの方が苦しんでいる。
うちの親方も。
でも大工が杉花粉症なんて恥ずかしくて言えるか!と決して認めない。
あくまでも鼻水がダラダラと流れる季節との事(笑)

そして今一番お世話になっている元請けさんはかなり深刻。
マスクは同然だがごっついゴーグルも。
クスリも処方されてますが、それでも夕方に会うとその日の花粉飛散量が分かるほど症状が出てしまっている。
花粉症の方にとって春の訪れは喜ばしい事ではないらしい。

でも自分は全く症状無し!
寒がりなので暖かくなる事は大歓迎!
申し訳ないが、花粉症の本当の辛さはわからない。

その原因である杉を建材としてもっと使えば花粉症の症状は軽くなり、いずれ患者数は減ると思う。
そして林業は潤うはず。
もちろんそんなに簡単ではない事は重々承知だが材木の国産自給率は3割満たない現状は憂慮すべき。
なにかしら長期的展望での政策が必要。

いくら消費税特需で家がたくさん建っても、外国産材木では意味は無い。
国内で経済を回していくべき。
大手HMは社会的立場として、もっと国産材の使用を考えて欲しい。

自分のような末端の大工個人ではできる事は限られる。
でも諦めないで少しでも国産自給率が上がる手助けをしたい。
それに静岡県なら地元材木を使えば補助金も出る。
使わない手はない。

もっと!もっと!もっと!国産材木を使おう!

今日の現場談義
ズバリ、国産材木を使ってますか?
プラス余談ですが、花粉症ですか?