やっと床張りが終わった。
もちろん養生も。
やはり幅狭で長尺物の無垢一枚板。
しかも杉で釘〆作業付き。
手間が掛かるのは致し方ないが、工期を押した事実は残る。
ここからはスピードアップしなければならない。
その前に床張りの反省を。
まず、床材の選択については納得している。
値段を考えると十分な物と思う。
あとは経年変化がどの程度出るか。
また一階を18ミリ厚にした価値と意味をいつかはお客様に感じてもらいたい。
施工については、シートフロアネイルでの浮かし打ちは杉板には有効だと思う。
もちろんすべて手打ちはより価値がある。
でも手間との折り合いを考えると今回はベターな選択と思う。
杉板、やはりタッカーやブラッドより安心感は相当高い。
コイルよりシートフロアネイルが良い。
もっと探さないと。
これから複数の業者さんが入ってくる。
養生はもちろん万全の対策をしたつもり。
でも一人一人の職人さんにも協力を求めないといけない。
柔らかい杉板、住めば傷だらけになるのはみえてる。
でも引き渡し前の傷は許されない。
嫌われてもいいから口を酸っぱくして注意しよう!
最大の反省は兄弟ブログである「つまらん日記」で見た無垢での床下点検口作りを妥協した事。
あれを見た瞬間、真似するつもり満々でいたが階段を考えているうちにすっかり忘れていた。
先行床張りの為、事前にjotoの気密床下点検口に合わせて下地を作ってはいた。
床を張り勧めていた時、床下点検口の事を思い出したが時すでに遅し。
流れで張る事を選択した。
無垢での点検口は次回のお楽しみにする。
何はともあれ、折り返し地点である床張りが終わりホッとした。
これからは残りの窓枠→先行廻縁と仕上げ仕事が始まる。