さて、昨日の現場は治具はここに使う
分かり辛いけど壁の入隅
ここは柱へボード直張り
なので事前に入隅下地を打つ
その入隅下地は30×40の杉の野縁を使う
釘は90のノミ先
暴れるの杉なのでボンド併用している
そして床から天井まで必ず一本でやり途中で継ぐ事は決してしない
勉強中のD君には入隅下地を征するものが仕上がりを征する
この言葉を常に頭に入れて取り組んでもらっている(笑)
まずは打つべく野縁と共に治具を握って柱ツラに合わせる
握ることで位置合わせは楽
さらに握ることで鉄砲の反動にもボンドのヌルッと感にも負けない
もちろんただの木っ端でも十分
今まではそうしてきたし
ツラ合わせは指より目より木っ端さ(笑)
で、次の展開はもうお分かりですね?(笑)
最初の野縁は視認でもそこそこいける
でも2本目は難しくなる
画像のように柱と色がかぶる白太だと尚更
目合わせと言う名の目見当(笑)
というわけで現実には泳いでいる入隅下地は少なくないかと
もちろん使っている野縁は二面に通っておらず正確な矩は出ていない
もちろん自動にも通っておらず分も均一とはいえない
それでも治具なしでやるよりは はるかにマシかと
1番下と上を止めてから素性の良い間柱を定規に打つのがベストだけど、手間請け物件ならここは走りたい所
こんな簡単な治具一つでも時短になり正確さも出るかと
握ってパン!パン!パン!
簡単でしょ?(笑)