現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

息継ぎしない

さて、ボードにしろ材にしろ丸ノコで縦挽きする際に意識していることがある

それは息継ぎをしないってこと

感の良い人には伝わると思うけど、つまり切っている最中にコードなりホースなりを触ったり引っかけせたりせず丸ノコを一気に走らせるってこと
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切り口に出るよね?
その止まったり滞ったりした鋸跡が(苦笑)

切り口に鉋掛けする場合は最悪だし、切り口ブレブレじゃいい仕事とは言えない
引っ掛かりを無視して強引に進めようとすれば危険だし

そもそも息継ぎしていること自体、手間で煩わしいことのはず
それに慣れちゃダメだよね

ホースならぶら下げればいいし、コードなら肩に掛けたりと、やりようはいくらでもある

犬ションスタイルも切り口仕上げ使いならなるべく避けたいところ

丸ノコ、一気に走ってる?

経験がモノをいう

さて、化粧W筋交い
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両側の柱も化粧だし、まぁ手が掛かるよね(苦笑)

これをやると思い出す現場がある

大工道3年目くらいに、親方の知り合い大工さんのところへ応援に
そこの親方物件は建前の時に柱と同角のW筋交いを入れられる
その数、確か27組ほど(苦笑)
もちろん事前に作る
工場で原寸出し一組ずつ作っていく
化粧上がりではなかったがそれなりに作らないとって事で、ベテラン大工さんと2人で一週間以上はかかったと思う
それでも建前時に強い弱いが出て他の大工からヤンヤ言われた(苦笑)

ただあの経験があっての今がある
3箇所ある今回もそれなりに納める事ができましたとさ

ただ全面化粧なので上がりはシビアになる
筋交いには角面あり
そこではツライチになる彫り口にも面を付ける
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後から付けることで見た目よく

下を拾わせない

さて、床養生
使うのはいつもの床男ボード
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ユカオトコじゃなくショウナンって呼ぶんだってさ(笑)

紙素材で2.3ミリ厚
薄いけど重ねないでキッチリと敷き詰める為、カッターとエルアングルで加工
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さすがに2枚目を拾わないつきあてでも下の作業台を拾ってしまうので、手前にズラしてのエルアングルセットになる
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仮に作業台から5ミリ平行にはみ出させるとすると、両手で両端のズラし量を確認することになる

そしてエルアングルでカット
作業台からはみ出し5ミリ程度ならまだしも、それ以上になると面材がお辞儀して切り残してしまう事もあるかと
最悪は知らぬうちに下の作業台を拾ってしまってしまい、ズレ矩カットに(笑)

薄面材のカッター加工は意外や手が掛かる

そこではあえて作業台とは平行にせず傾かせる
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切り墨の導入がギリ作業台に掛からない所でエルアングルをセット
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力じゃなく回数でカットしよう
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さっと簡単にセット
確実に下台を拾わない
材をお辞儀させない
と一石三鳥(笑)
養生に限らずフロアタイルやキッチンパネルの丸ノコカットとか、薄面材加工のエルアングル使用に応用できるかと