現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

器の小さい男

さて、以前同じ会社の手間請けをしていた若手が、自分と同じようなタイミングでそこを離れ、親父さんと共に直営メインとして頑張っていた

でもこのご時世とあってたまに空くことがあり、そこを埋めるように前の会社の新築物件を請けようかと

ただそこはそもそもの工期が短く、他の仲間はかつての自分と同じで祝日日曜関係なく朝早くから晩まで叩いている状態

更に工期を詰めてきたらしいから、一人では難しくなる可能性もあるし、直営リフォーム物件の施工はもちろん打ち合わせすら厳しくなり 再び手間請けに染まり直すことになるかもしれない

今お世話になっている会社は工期を長く頂けるので、毎日5時半に仕舞い残業も日曜日出勤もしなくても済む

更にYouTubeの撮影や途中での応援にも行けるほど余裕がある(笑)

そこでどうしても手間請け物件を挟むなら、こっちにしたら?ってことになり、会社へ話を持っていき若手が一軒頂けることに

先に僕担当の物件を建て若手が土台とスタートダッシュ要員として入る
そこで物件の納め方会社のやり方を現場で伝え教え、その半月後くらいに若手の現場を建て、逆に僕がスタートダッシュ要員として入り、二軒ともに問題なく流れるよう手配して頂いた

ここまでが前提として

僕の建前予定の一週間後に2人共に建前応援要請が来た
建前はお互い様
悩んだけど僕はどうしても要員として、若手へは行ってあげてということに

更にその数日後に、若手だけに僕の建前翌日と4日後にも建前要請が来たらしく、若手から行ってもいいですか?とお伺い電話

それって俺に聞かなきゃ答えが出ないことなのか?
と呆れ「行けばいいんじゃないの」と電話を切った

自分なら、単純なスタートダッシュ要員としても一週間に3日空けるのはないなと思う
更に今回は仕事を手配してもらい学ぶ立場でのスタートダッシュ要員
尚更にないなと思う
行ってもいいかと聞くこと自体失礼に思う

前の会社の時も始まりも今回と全く同じようだったから、一軒貰えるのも、そこで教えて貰うのも当たり前だと思っているのかな?

それとも思いっきり舐められているのか?

逆に僕の器が小さいのか? 

もやもやが抜けず、その電話の翌日にぼちぼち終わる今の現場で仕上がり納めを教えるつもりだったけどキャンセル

なんなら次の現場のスタートダッシュ要員として呼びたくないし、行きたくもない気持ち