現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

それは肯定から始まる

さて、ブログを書き出してからもう直ぐ10年
YouTubeを始めて1年ちょっと
相当に暇なんだよね(苦笑)

好き勝手に発信する側になってはいるけど、普段は読む側見る側でもある

これは!というやり方納め方に出会うとやっぱりテンション上がるし明日にでも現場で試したくなる

そんな記事や動画を目標にしているけど、なかなかな(苦笑)

もちろんたまには否定したくなる事もある
それはないわと(苦笑)

でも、最近思うのはその否定したくなるやり方にも、きっと良さや何かしら生きるヒントがあるのではないかと
反面教師的じゃなく、プラス要素として

つまり否定から入るのではなく、あえて肯定から入る

結果として否定することになっても、どうだろう?と吟味し咀嚼した時間は無駄じゃないはず

実例として、引っ掛け釘の動画

www.youtube.com

少し歳上の大工さんから「俺は一本一本ヒカり手鋸で切って、強めで納めるから必要ないな」と

そこで「ヒカるにあたって反対側はどうしてます?」と聞くと
「野縁下端に胴縁を流して載せている」と
「それなら引っ掛け釘はありかもしれませんよ」と

次に会った時に「あれは使える」と(笑)

そして更に次に会った時には「長めじゃなくほぼジャストに切って持っていき、強いやつだけをその場で切るようにしている」と

シメシメ(笑)

というわけで、あえて肯定からの非常に温かい目でこのブログと動画をよろしくお願いしますorz