現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

仕事が違う

さて、仕事が違うといっても、直営だからとか手間請けだからとか、新築だからとかリフォームだからとかじゃなく、仕事への取り組み方としての話

少し前に上げた天井下地の動画に頂いたコメントで、柱の内々寸法は頭に入っているとの事

そりゃそうだよね(苦笑)

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でも下地の尺間ピッチや流す桟木や吊木はどうしてるのかな?

知ってる大工は、まずは受け材を壁に鉄砲でバンバン!と
1枚目ボードは生張りするので、際から尺間ピッチをチャッチャッと拾う

足場に流す野縁をドン!と置き、丸ノコでカット
少し長めなので、一本一本ヒカりながら切りながら納めていく

あの動画のように一気に下地を作っている間に、一部屋二部屋終わってるだろうスピード感
手の速さはお見事

ただあのスピード感は真似できないし、常に手を止めないでイケイケな進め方は、自分的にはお手本にはなり得ない

そしてその逆も然りで、下地全てをプレカットなんてしてる時間がもったいないと思われるだろうなと  

つまり大工それぞれやり方があり、参考にならないこともある

その上位にくるのがこのガイド墨カット

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受け入れられない人は全くダメみたい(苦笑)