現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

予定はあくまでも予定

さて、今日から住みながらのリフォーム現場へ
古い付き合いの建具屋さんからの紹介

頼まれたのは玄関ホールの床張り
と、その前にその玄関ホールから和室への入り口付近の畳みがふにゃりんこなので見てほしいと

畳床はしっかりしている
合板もまだ身がある
それなら原因はその下にあると、畳下の合板剥がしたらこの通り

おそらく米松製の根太と大引きがミルフィー

まさに開けてびっくりタマキン縮み上がった(泣)

補強すればなんとかってレベルじゃなかったので、被害がある部屋半分を解体


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もちろん玄関ホールの床張り予定なんて吹っ飛んだ(苦笑)
大幅に工事予定変更さ

可能な限り床下を這いつくばって白蟻被害の調査
こんな日に限ってクソ暑いし
こんな日に限って白い服だし(苦笑)

そしてかなり出た解体ゴミをどうしよう?

大丈夫さ!
紹介元の建具屋さん作業場が北に3分も走ればある
それでもバンだとゴミ処分は憂鬱になるから、この時ばかりはトラック大工が羨ましい(苦笑)

では、作り直しに必要な大引きや根太や合板どうしよう?

大丈夫さ!
馴染みの材木屋さんが南に3分も走ればある
電話発注したら1時間も経たずに現場搬入してくれた

値段は怖くて聞いてないけど(苦笑)

オール檜で作り直し

お客様は隠居された元大工さんなので、ご指導を頂きながらほぼ現場監督状態
いろんな意味でちょっとやりづらいし撮影しづらい(苦笑)

ところで根太の向きってどうしている?

板目を上?

柾目を上?

それとも反り加減優先?

今回は癖が強かったので反り加減優先で

この後、切り落とした根太で1.5尺間の間を埋めたり、防蟻剤塗ったりとかなりアタフタ

それでもなんとか畳を戻し、お引っ越し
TVが観られる状態にして今日は終了!

疲れた〜