さて、これまで書いてきたブログ内容を補足する動画のご紹介
今回はスライド丸ノコでのシャニピタ編を
まずはシャニピタ45度での大留を
倒して45度カットできない材幅でも、45度ならターンテーブルを回せばいいのにと言われることがある
確かにその通り、そういう道具だからね(苦笑)
ただ、テーブル回して正確無比な45度になるスライド丸ノコって実はそんなに多くない気がしている
実際、自分のスライド丸ノコもテーブル回してでは、ほぼ45度
このほぼ45度ってのが曲者で、合わせて90度になるかと確認すると、これまたほぼ90度(苦笑)
正確無比な90度にするには、どうしても微調整を強いられる
これはスライドでいう0度、直角も同様で、テーブルロックのラッチ機構自体に遊びがあるので仕方ない
更に下地から積極的に使っていたり、それなりの年数使っているスライドだとその精度は下がる
そして、ターンテーブルのハンドルをチョンチョンして0度なり45度に合わせるようになる(笑)
こうなると精度の高い道具とは決して言えないよね
つまりターンテーブルでの0度や45度は不安定である
自分にとってはこれが大前提にある
この話をする際に、あえて例える話がある
それは丸ノコで使うエルアングルが、フリーアングルだったら?
動かす度に90度をしっかりと確認することになるかと
より精度を求めるなら試し切りするよね
そんな事したくないから、絶対矩のエルアングル使うわけだよね(笑)
逆に言うと普段から矩仕事なのにエルアングルじゃなくてフリーアングルを使っている人をそう信頼はしていない
更に差金が自由金だったら?
自由金で矩を見る気になる?(苦笑)
つまりはそういうこと
精度の高い仕事を目指すには、不安さを払拭し絶対信頼できる軸が必要
スライド丸ノコなら正確無比な0度、直角である矩がそれになる
その絶対矩を動かさず維持する為のシャニピタというわけ