現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

やっぱり好き

さて、火曜日から別のリフォーム現場に入っている
いろいろ訳があって、なぜか途中から(苦笑)

ダイニングキッチンとトイレと洗面所の水回りの総入れ替え現場
配管配線は済んでおり、床と入口枠が付いてる状態からの引き継ぎ
ちなみに最初からの大工さんもういなく、戻っても来ないみたい(笑)
大きな声じゃ言えないけど、1×6フロアの仕上り具合からして、戻ってこない方がお客様の為かも(苦笑)

ある意味やり甲斐のある現場だし、実際に自分の持てるスキルを遺憾なく発揮できいて、地味に楽しい

こんなやり方、あんなやり方といろいろと紹介したいけど、住みながらのリフォームで時間的に迫られているのと、立場的にあまり画像アップできないので、小出しで

既存天井はケイカル板に塗装仕上げ
その一部は解体されていたけど、ボンド併用だったので実に始末が悪い
f:id:h168:20210714210432j:plain
天井張ってから壁ボード用の見切りを打ち上げてあるので、残り身をお掃除もしないと
f:id:h168:20210714210844j:plain
こんな時は利兼謹製スラッシュ鑿の出番
https://toshikane.hatenablog.com/entry/2021/07/02/060000
入隅カッター持ちなら、溝突き好きなら持ってるよね?

でも、オマガー!
f:id:h168:20210714212150j:plain
天井への釘にガチンコ!
ガッツリ欠けました(苦笑)

既存の壁ボードが真っ直ぐラインで解体してあればいいけど、なかなかね(苦笑)

改めて真っ直ぐに切り直すのも手だけど、あえてそのままにし、これから張る新規ボードの木端を定規にマルチツールを走らせる
f:id:h168:20210714214510j:plain
これにより通りを出せるし、確実に入るし、もちろん時短にもなるしで一石三鳥(笑)

とにかくやっぱり新築よりリフォームが好きと実感
大工の数だけ納まりと仕上げの数がある
どう納めるか?
どう時間を使うか?
納入されている建材でどう形にするか?
お客様にどう仕事に取り組んでいるか直接見て頂け、直接評価を頂ける

今回は特にお褒めのお言葉も頂けたんで(笑)