現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

視線を意識して

さて、先日、先の信号機が赤で既に2台止まっていたので、アクセル戻し減速体制に
なのに後ろから勢いよくきた車が逆にアクセル開けたと思うほど車間を詰め左右にオラオラと
赤信号見えてないの?

あえて車名は伏せるけど、その色と年式と車高からして普通じゃない雰囲気を醸し出す(笑)

信号で止まりドラレコをポチり録画保存
青になりスタート
でもさっきとは逆に後ろのクラウンは不必要な車間をあけている
次の信号で止まっても近寄らず微妙な距離にいる

たぶんドラレコで撮られていると認識したのかな?
ミラー型ドラレコだと後ろから分かるだろうから

効いてる効いてる(笑)

でも煽った認識があるからこそ、わざわざ距離とったはず
視線を意識しなきゃその後もオラオラしたのか?って話

さて、仕事の方はというと掛け持ちの木完が迫っている現場で格闘中
今日は入口枠、クローゼット枠の取り付け
クローゼット内は4ミリ桐パネル仕上げ
天壁共にパネルを先に張ってから枠を向かい入れる納まり
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ここのクローゼットは中段や枕棚が付かずガチャレールでの棚板
パネルは3×6もんなのでどこかで継ぐことになる

多くの大工が下から6尺付近で継いでいるみたい
また店舗やガレージでのラーチやパーチ仕上げ物件も下から6尺付近が多いイメージ

つまり目線高に継手がくる
当然仕上げ精度はより求められる
そして住み始めてもその継手の多くは見えてる事が多いかと

でも逆に天井から6尺付近なら、目線から避けられ、また住み始めてからは隠れる可能性は高いのではとの提案

かつてはクロス下地の壁ボードは下から6尺を基本に張ってきた
でも今なら、天井から6尺で張るかもしれない

目立つ所、破綻する可能性がある所は意図して目線から避ける
クレーム産業だからこそ、常にお客様視線、目線を意識しよう