さて、昨日書こうかと思っていた話
まずは建前での下げ振り
流れは以前書いたので、根本的なセットの仕方の超個人的見解を
見る場所ごとに胴差しなり梁せいを考慮し最大長にセットする人が多いかと
例えば梁せい180でセットした次は240、その次は梁せい360に合わせて下げ振りの長さを変える
これはこれでセオリーであり否定するつもりはないけれども、そのリスクも少しは考慮してもよいのではないかとの提言
風防下げ振りの長さを極端に変える場合、糸長も変えないとならないことがある
つまりたとえ僅かでも全長を変えるってことは、同時に糸長の確認が必要になるってこと
その繰り返しの中で錐が正確に納まらず垂直事故になる可能性もあるかと
また、途中で不安になり、一から全ての起きを見直したりしているのを何度か見たことがある
こうなると建前の流れを遮断してしまう
ならば単純に一度セットした下げ振り長は動かさなきゃいいのでは?
確かに柱より短い下げ振り長は気になるとは思う
伸ばしたくなる気持ちはわかる(笑)
でも柱より100ミリ短くてもおそらく問題ないかと
全体を見渡し一階はこれで二階はこれでと決めて下げ振りをセット
動かさない前提で臨めばより良い流れも出てくるはず
下げ振り長を変えるくるいなら、測る柱を変える
もちろんここは要所としっかりと見たいなら、そこだけは下げ振り長を変えればいいかと