現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

下を拾わせない

さて、床養生
使うのはいつもの床男ボード
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ユカオトコじゃなくショウナンって呼ぶんだってさ(笑)

紙素材で2.3ミリ厚
薄いけど重ねないでキッチリと敷き詰める為、カッターとエルアングルで加工
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さすがに2枚目を拾わないつきあてでも下の作業台を拾ってしまうので、手前にズラしてのエルアングルセットになる
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仮に作業台から5ミリ平行にはみ出させるとすると、両手で両端のズラし量を確認することになる

そしてエルアングルでカット
作業台からはみ出し5ミリ程度ならまだしも、それ以上になると面材がお辞儀して切り残してしまう事もあるかと
最悪は知らぬうちに下の作業台を拾ってしまってしまい、ズレ矩カットに(笑)

薄面材のカッター加工は意外や手が掛かる

そこではあえて作業台とは平行にせず傾かせる
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切り墨の導入がギリ作業台に掛からない所でエルアングルをセット
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力じゃなく回数でカットしよう
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さっと簡単にセット
確実に下台を拾わない
材をお辞儀させない
と一石三鳥(笑)
養生に限らずフロアタイルやキッチンパネルの丸ノコカットとか、薄面材加工のエルアングル使用に応用できるかと