現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

頂点を極める

さて、軒天にケイカ
外壁側は飲み込むのでそれなりカットでOK!
そこで3枚まとめてカット
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ある程度揃えたら木っ端当てて玄翁でトントンと
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木口側はこれくらい揃っていればOK
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エルアングル当てる木端側はしっかりと
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あとはピンチでつかんでハイカット!

切妻の時の棟合わせ
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いろんなやり方があるかと
下地からもそうだけど、今回はケイカルの話として

例えば 双方矩に切って点で合わせるタイプ
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簡単だけど空いた時の絶望感といったら(苦笑)
どの角度から見ても空いてるもんね(笑)

例えば、返し勾配で切って厚み分の面合わせとか
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撃ち方で多少なり融通が効くけど、修正しだすと終わりが見えなくなる(苦笑)

例えば一方飲み込ませてからの勾配合わせとか
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45度未満の鋭角になるから丸のこでは切れず手が掛かる
ヤスって突きつけると頂点ラインがぼやけキリッとしないことも
ただヒケる可能性のある無垢羽目板の場合はコレかな
鉋で突きつけ追求できるし

ただどのやり方も頂点を正確に求めないと話にならない
その頂点の求め方の写真を撮れなかったのでまたの機会に