現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

クローゼット枠を付ける

さて、壁のボードをしこたま貼った翌日はリハビリ的に入口枠の小壁を一気に作り枠をつけていく

枠はいわゆるMDF建材もん
幅はキツキツで作るのが信条

例えばこんなところ
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3尺幅のクローゼット枠
枠幅は734ミリ
105柱に両面ボードで内々寸法は780
45厚を張り付けるといい感じ
仮に120柱での両面ボードの内々寸法は765
30厚を張り付けるといい感じと、合理的なサイズかもね

ただクローゼット内の仕上げは4ミリ桐パネル
枠を飲み込ませるので、それよりマイナス4ミリの40ミリあたりが小壁実寸
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当然、2300ある上と下で同じ幅とは限らない
そこで最小寸法で45×45から挽き落とす
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そして断熱ビスで上から下まで全てをドーンと決めてしまう
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今回はパネリード120
コーススレッドよりも決めて戻して決めてはお得意
ビスピッチはその時の気分次第(笑)
今回は570ほどかな

最小幅なので当然広いところがある
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パッキン量を読みビスを戻しパッキンを刺し再び決める
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今回は嫌ってほど出てきたロールビスのシートで(笑)
捨てればゴミ使えば資源
でもあんなには要らない

でもこのロールビスシートパッキン
手で引きちぎれるし、刺してからそう落ちないしでなかなか優秀

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上と下を本決めしバカ棒で確認できたら中通りは糸で求める
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必要な長さの糸をカルコtoカルコで用意しておくのがスマート
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白糸巻きだとちょっとした衝撃で落ちちゃうからね
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小壁ができたら枠をドーンと
幅はもちろんキツキツイン!
高さは+2ミリで鴨居むくりに対応
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枠を決める時の必須アイテムはこちら
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たぶんここが1番合理的(笑)

このメーカーは直レールが内々寸法定規でもあるから答え合わせができる
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キツかったら緩かったりしたらやり直し
でもど真ん中にこないビス位置が気持ち悪い(苦笑)

そうそうそう、慣れたメーカーならばこそビス穴の位置も考慮しておこう
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あまりに木端に近いと下穴開けても割れちゃうし、木口側は避けるべきだし