さて、二階の吹き抜け周りはオール化粧
腰壁は強化ガラス、コの字に周る笠木はほぼオールヌードになり難易度は高い
元請け的には脳天ビス止めの埋木処理でいいらしいけど、檜の白木上がりにそれはないでしょ(苦笑)
まずは全長に逃げがなく両端留めになる側から攻める
それを定規に相手側の留めをヒカる
ただ事前に合わせがほぼ矩であることを把握済み
仮に矩が悪ければ43度なり47度なり現状に合わせる
それをシャニピタ君でカット
微調整が必要ならここで
もちろんスライドはいつでもどこでも矩のままさ(笑)
壁側は事前にボートを張ってしまっている(苦笑)
差し込むことで全長の逃げが取れ 留めの合わせを構えられる
故にこちらの加工が後になる
まぁボードはボード、化粧仕事は化粧仕事と分業制にしているのでこの段取りに
でも楽でいいでしょ?(笑)
留めの合わせはビスケットで
ビスケット溝際から小柱へビス止め
コレで目違いも浮き上がりも心配要らず
一度全てを仮組みし破綻がないように、そして流れを把握する
もちろん柱への落ち着きも
ビスケット溝はちょいと深め設定
これまで何度もビスケットの位置がズレたりして破綻したことがある
だからといって溝を浅くジャストにすると今度は逃げが取れず更なる破綻が訪れたりと(苦笑)
着くはずなに決して着かないあの脂汗が出るような状況は回避しないと
そこで逃げを取りつつもビスケットをズラさないようフィニッシュで決めておく
ただあくまでも流れの中で決める
仮入れ時にはフリーで
全てがOKとなればいよいよ本番です(笑)
タイトボンドを使うのでオープンタイムは短め
集中力マックスで挑む
で、10分後くらいには納まりましたとさ
それでも仮入れした時の方がいい感じ
きっとまだ何かが足りてないんだろうな