現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

悟られたくない

さて、今日は完成間際の物件へ階段手すりやら最終仕上げへ

まずは木完より遥か前に頼んであった枕棚を
f:id:h168:20190608211239j:plain
この為だけにコンプレッサーとスライドを持ってかなきゃならないからマジ勘弁(苦笑)

壁へは付属のビスキャップで
f:id:h168:20190608211530j:plain
相手が無垢、しかもヤワヤワベイベーな桐なのでワッシャーが埋め込んでしまうこともあるかと
f:id:h168:20190608172017j:plain
こうなるともう絶望
キャップはハマらない
f:id:h168:20190608172023j:plain
そして斜めに揉んだ場合もすこぶる良くないよね

階段手すりもこのキャップなんだけど、まずはワッシャーなしの細ビスで仮り決めしてからの本チャンビスキャップにし破綻を回避してている
f:id:h168:20190608171855j:plain

でもやっぱりワッシャーがどうにも埋め込み気味てキャップが付かない時があるよね
付いたと思ったら落ちてたりと

そんな時のリカバリー技を知りたい?
ご存知ならスルーを

ビスを浮き気味にすればキャップは納まるけどカタカタ動くし、そもそも満足に止められていないじゃん!ということになるからやめようね

ビスもキャップもカチッと止めてこそ
そこでこんな事をしている
f:id:h168:20190608172113j:plain
そうワッシャーをダブルに
もちろん一重目ワッシャーはツライチになるようにしてからに
f:id:h168:20190608172317j:plain
すれば大丈夫
下地位置により打ち直しができない斜めったやつはプレフィニッシュつけて更に用心深く
f:id:h168:20190608172329j:plain
納まってしまえばこっちのもん!
地味に失敗してたなんて誰にも悟られないのさ(笑)