現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

気のおけない相棒

さて、しばらくはこの現場にはK兄さんに入ってもらう
でも、こうやって落ち着いて一緒に仕事をするのはしばらくぶりな気がする
実際にはスタートダッシュ決めるべくゴリゴリやっているけどね(笑)
それと去年の夏に展示場の追い込みで2日来てもらったけど、落ち着いてはいなかったし(苦笑)

当然同じ会社物件とはいえ、大工それぞれのやり方がある
K兄さんも既に10軒近くやっているからいわゆる自分流がしっかりと構築できている

でも要所要所でやり方が似てたりするから面白い
それはどちらかが真似したところ以外でも

たとえば間柱受けを剛床に流す
普通は75釘でバンバンと

でも袖壁で下に土台がない所はそれだと釘が貫通してしまう
だから面倒でも釘打ち機をチェンジし釘の長さを変えている
K兄さんにはそう何も言わなくてもそうしてくれる

たとえばサッシ取り付け為のパッキン
中からは左につける
外に出た時はサッシを右に寄せ右に持つインパクトで決めるという流れ
そう何も言わなくてもそうしてくれる

もちろん違うアプローチのところはある
でもその意図が分かるし それはそれでアリだよねと思える

とりあえず金物検査の明日まではここに入り、あとはK兄さんに託すけど全く不安がない