現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

起きを見る

さて、日曜日の今日は建前の応援へ
話が来たのは金曜日の午後
土曜日だった建前が雨予報で順延
おそらくメンバー揃わずでかなり困っての依頼
自分からするとかなり遠いし日曜日だしクリスマスイブイブだしとは思ったけど、困ってる時はお互い様と行ってきた

そんな建前で起きを見る流れの話を

例えば桁行き側を見る場合
自分は南側見て北側見てから真ん中を見る
もちろん梁間側も同様に東見て西見てから真ん中を
東西南北にこだわりはないけど、つまりは両端決めてから中って流れ

しかしたまに南から見だしたら順に北へ、東見だした順に西へってタイプがいるかと
(い)見て(に)見て(と)見て(ぬ)見てって感じ

それが悪いとは言い切れないけど、仮にそれぞれ起きが悪かった場合、ねじれるように見ることにならないかな?
一度決めたところも再び動いてない?

実際北へ押した次は南へ押してとまちまち
最後に通りを覗いてあそこが悪いとまた直してと

それぞれの起きを正確に出したとしても通りが必ずしも正解になるとは限らない
どこかで折り合いをつける事もある
母屋の起きも同様に先に両端の起きを決めた方がいいんじゃないかな?

皆さんはどうしてます?