現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

報い報われ

さて、若い監督さん達が二階の階段や吹き抜け周りの化粧腰壁を養生

これでもかとやってくれ 一生懸命仕上げた時間と気持ちが救われる
キャットウォークも出来たからそっちもお願いしますよ

巾木をやってくれてるT君
無垢だから出留めは一枚もんから作らないと

可能な限り一枚で流れるようにしよう

材の縁を切るなら入隅で

研修最終日とあって昼はランチに本店より美味いと噂の支店へ

確かに美味い!
でもこのニンニクの量はヤバイでしょ(笑)
実際、午後から半端ないし(苦笑)

昨日はなんとなく苛立ちの中で接してしまったけど、今日は穏やかに話が出来た
至らない親方で申し訳なかったけど、伝えられるものは伝えたつもり
あとは自分で頑張るんだよ
手が粗い大工が更に急げばより汚くなる
そこに救いは全くない

でも手が綺麗なT君だからこそ教え甲斐があると思ったし、例え手間請けでも踏ん張り切れる大工になれると信じてる
その上で稼げるようになってほしい
そんな気持ちをしっかりと伝えられたと思う

最後に、T君から指導のお礼にとこれを頂きました

例の超高級箒じゃん
しかもhさん用にと特注してくれ幅はワイドに、そして糸は緑にしてくれたようです
涙が出るくらい嬉しかった〜
大切に使わせて頂きます
でも現場じゃもったいないかも(苦笑)