現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

もう一つの工期迫る

さて、今日から仕事再開!
珍しくまともな盆休みを取りリフレッシュ!
と言いたいけど、休みすぎたのか微妙に体調不良(苦笑)
なぜだか膝に水溜まってるし(苦笑)

というわけで今日はリハビリ的仕事量(苦笑)
しかし今は応援の身 それで大丈夫?と思うけど、この現場の親方であるNS君がもっとリハビリ的でお咎ナッシングベイベー(笑)

ここは二世帯でそこそこ大きさのある物件
元請けも考慮してくれ工期はいつもより長い
望めば来月半ばまでは大丈夫だったらしい
でも来週には木完を迎えさせてあげたい

なぜ?って
もちろん早く終わるに越した事はない
NS君の次の物件は来月半ばの身内宅の自前施工
木工事以外の仕事がすこぶるあり準備に時間が必要

しかしそれ以上の理由が人工
スタートダッシュを知らない大工さんに頼んだり、身内のベテラン大工さんを使ったりと、そこそこいわゆる人工が喰われている状態
NS君の顔色も良くはない(笑)
少しでも取り戻そうと自分もかなり協力はしているが、酷暑の真夏で思いの外手が伸びず

頂ける手間代総額から必要経費を引き、それを1日の目標手間代で割れば、自ずと何人工であげなきゃならないって数字が出る
その数字、つまりこの自決人工数こそが絶対的な目標でありもう一つの工期
それを過ぎれば儲けはなくなり更にいけば赤字になる、まさに自決もん(笑)

もちろん人によって1日の目標手間代は違う
すれば人工数も変わる
ここにそれぞれ大工の思いや仕事への価値観、コスト意識や仕事量、時には経済的状況うんぬんとか複雑に絡み合う(苦笑)

遠慮がちなNS君の目標手間代は自分よりは低め
自分もここ数年でやっと上げ気味に出来るようになったばかりだけど(苦笑)

つまりこのままずっとおじゃまするなら来週には終わらないとNS君の顔色が更に悪くなっちゃう(笑)
こんな現金て現実的な話をするのはやっぱり仲間だから
それに常に人工数を意識しているNS君だからこそ、応援としても数字でも結果を出したい

O君とかY君とかは何人工数で木完したと正確に数えてないみたい
やっぱり独身のうちは甘いのかな?
とりあえずまずは彼女作りな
でもプロはノーカウント(笑)