現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

梯子の納め方

さて、軒天下地の続き
墨をしたら梯子の横桟を一気にまとめ切り

ある程度余剰はみているけど、これだけ組むと思うと嫌になる(苦笑)
そして一気に梯子作り

余剰があるから最悪なのは捨てられる

そそくさと現地へ

奥に引っ掛けビスを

奥を入れてからグイッと梯子入れ

まずは鼻先から止める

3尺ピッチは90ビスにて梯子の横桟めがけて

梯子は65釘をカシに打って組み簡単には開かないようにはしている
そして梯子幅はジャストサイズ狙いで隙間は作らないつもり
いや、ほんの少し強いくらい
確実に鼻も奥も突き付けたい
桁通りがそうそう悪くはないとの希望的前提だけど(苦笑)

それでも長ビスで効かせて安心感を

鼻先を全て止めてから奥を

奥は勾配に落としてあるので点ではなく面で受けられる
ビスは水平打ちで確実に効かせる

ジョイントにはこれを使う

もれなく産まれる切り落としを

無理して割れやすい切り口にビスは止めない

ここは二階
鼻先の通りは糸じゃなく目線で(苦笑)

もちろん下屋やベランダ上は糸で

ビスなので通りが絶望的に悪ければ直せる
いや直す気になれるはず(苦笑)


ケラバ側との取り合い

ここも勾配に落として確実に付ける

イカル板は鼻先から連結していくのでここ重要

正直この倍は細かい事書くつもりだったけど自分に負けた(笑)