現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

changeでよろしく

さて、自分の現場から5分程先で頑張っているNS君
ここの物件は初めてとあっていろいろとサポートしている
時に1日に7回くらい電話来たり時に1日に3回こっちの現場を見に来たりと
正直こっちの手は止まるけど、まぁ外壁下地の手間投げで儲けさせてもらったし(笑)

そんな熟女デリ○ル好きなNS君は大工のタイプとしてはゴリゴリ系
頭で考えるよりまずは体を動かせと目一杯頑張るタイプ
天井下地をやっているところを見たけど若干バタバタ気味
四方廻る受け含めて一部屋ごと攻めるタイプ
でもけっして遅くはない
本当に目一杯頑張るタイプ
その頑張りは素直に尊敬できる

しかしゴリゴリしたやり方を変えてみたいと
たぶん外壁下地で段取りで押す自分のやり方を生で見たのがきっかけみたい

四十になり体力で押すのもそう無理が効かなくなる
あれだけ動ければ段取りさえ確かならもっと早くなるはずだし

という訳で自分のやり方を真似て実践している模様
天井下地は先に全ての受けと吊りを作ってからやるとか
軒天のケイカルは棟合わせ以外全てプレカットとかね

でも思うようにはいかないらしい
そりゃそうだよ
自分も簡単に取得した手順じゃないからね
なのでD君みたいに一緒にやって覚えたいと

それなら来い!と
その代わりしこたま使ってやるから覚悟しろよと(笑)

そして今日は一階の天井を
木完間際なのに天井とはこれいかに

実は天井負けとなる杉の羽目板とシナ合板の天井は最後にやるよう前回から変えた
その方が一つ仕上げが良くなる気がしてね

という訳で3×3尺のシナ合板の目空き張り20枚を午前中で

杉の羽目板3坪を3時までに
最後に押入れに桐パネル16枚ほどを

天井材は全てプレカットで押す
それにはどれだけ納まりを把握していなければならないか
どれだけ正確にカットしなければならないか
いろいろと伝えられたと思う

こっちもこんなに動く人とならこんなに手が伸びると実感
いいコンビだったと思うよ(笑)

そうそう階段と絡む収納枠
あえて頭を揃える事で不自然感をなくしているつもり
普通なら4尺高くらいになっちゃうからね

そして階段が被る所も奥行きをなるべく取りちょっとしたスペースを作る

例えばキーフックとかホワイトボードとかなら置けるスペース
和室なんで何に使うかは分からないけどね(笑)