現代大工の悪足掻き日誌

田舎大工の作業日誌

棒は上向きに

さて、今日は納戸に中段を
使うのはウッドワン製、楽でいいよね(笑)

ただ9尺になると激重
ここに持ってくるだけでどれだけエネルギーを消費したことか(笑)

少し前にマイナーチェンジしていて雑巾ズリが樹脂製になり幅狭くなっている

およそ12ミリ
しかし下に流した受け材へフィニッシュなりフロアタッカーでも抑えきれない時がある

そこで細ビスで迎え撃つが猶予が12ミリしかないのはなかなかシビア
しかもこの表層はなかなか硬く、座彫り下穴開けないと表層が跳ねて雑巾ズリが落ち着かないし
そもそも際に打つと割れやすい
なのでできれば細ビスは使いたくないのが本音

そこでまずは木っ端越しに65程度のコースで柱や間柱へ押さえつけておく

これなら受け材へ確実に付く
その上でフィニッシュなりタッカーでパスン!パスン!と

これならいいでしょ

それとこの部屋はクロスを張る
框に例のプラスチックカバーを付けるとクロス屋さんがすこぶる嫌がる(笑)
手間請け物件とはいえボードはそれなりには張っている自負はある
でもどこかでクロス屋さんに負担をかけている部分もなくはない
なのでちょっとしたサービスで気持ちを穏やかにしてもらえたらと(笑)

雑巾ズリが樹脂製になったから出来る技
突き付けが厳しい納まりの時はがバー取り付けをクロス後にしたりもしてる

そして一階の和室には追加で神棚を

幅は800ほどで出は350
どうしてもはね出した角っこは吊るか支えるか必要になる
ただどうやっても後付け感は残る(苦笑)
新築だしどうにかしたい
そこでこんな事を

そう棒は正義なのさ(笑)
若干上向きで入れてみた
すると

水平より弱むくり気味に

目測5キロほど物を乗せてみたけど垂れる事はなかった
ただ心配ではあるので、引き渡しまで様子を見る事に
ちなみに棒は5寸ほどさした
棚に対して半分ほど
たぶん、それ以下でもそれ以上でも逆に垂れる気がしてね

さて、これで今年は仕事納め
いろいろと残ってるけどね(笑)